店主 小野 善秀プロフィール
ふらんす菓子屋エミリー 店主 小野善秀
■昭和44年生まれ 血液型 AB型
■好きなこと
食べ歩き・読書・魚の飼育・温泉・映画・トレーニング
■得意なこと
どこでもすぐ寝れる・日曜大工
■大切にしていること
人の役に立つ生き方をする
■いいところ
プラス思考
■尊敬する人物
ジャンミエさん・竹田陽一先生
■好きな食べ物
焼き鳥・寿司・ビール・日本酒・コーヒー・なめたけ
■好きな歌手
怒髪天
■どんな事を考えて仕事に取り組んでいるか
1、エミリーのケーキを通してみんなが笑顔になれれば
2、本物のお菓子を作っていきたい
■夢
ここ尾張旭緑町で一店舗でいいので、地元の人に愛される店を長く続けていきたい
■主な受賞歴
・洋菓子技能検定1級
・2015尾張旭スイーツフェスティバル優勝
詳しくはこちらに!
・東京スプラウト会アントルメコンテスト優勝
・ふるさとの味フェスタ優勝
愛知県尾張旭市でエミリーというケーキ屋を営んでいます小野善秀です。
当店は父が昭和41年に創業し、私が2代目になります。
・小学生ころのクリスマス。当時の販売スタッフさんとともに
子供の頃は、毎日外で元気よく遊びまわっていました。その当時流行ったローラースルーゴーゴーやローラースケートなどの乗り物で遊ぶのが大好きでした。中で自転車で遊びのが好きでスピードメーターをつけ下り坂で思い切り漕ぎ最高速は何km出るのかをチャレンジしていました。今思えば恐ろしいスピード狂?の少年時代をおくっていました。
・小学校のサッカー部 ・中学生のクリスマス当然手伝います!
名古屋学院高校に進学して陸上部に入ります。5km・10km・駅伝など長距離走を頑張っていました。朝練・授業後の練習・そして帰宅後にさらに10km以上の自主練習を続け、地区大会で区間賞をとるなどしまし、長距離走の練習で忍耐力を養いました。
・高校時代 名岐駅伝出場!
その頃の夢は自分でバイク屋をやりたいと思っていたため中日本自動車短期大学に入学して自動車の整備について学び学びました。その後、念願のスズキ二輪に入社してオートバイの整備を担当して整備の技術を磨き休日には毎週のように、ツーリングに行ったり、レースに出たりとバイク漬けの日々を過ごしていました。
・愛車の前で記念撮影
その頃、オートバイ整備の技能コンテストに出て全国大会で2位になったりして、だんだんとバイク屋への道も近づいてきましたが、、家業であるケーキ屋を父の代で終わらせてしまうのは惜しいという思いからケーキ屋に180度の進路を変えました。
やるからには日本一のケーキ屋になろうと誓いました。ちなみに、その時にバイクが近くにあると自分に甘えが出ると思い、とても寂しい気持ちでしたがその当時持っていた3台のバイクを処分して、その後一切バイクには乗っていません。24歳の冬の出来事です。
ケーキ屋になるからには基礎からしっかり学ぼうと、東京の吉祥寺にある二葉製菓学校に入学し製菓理論や素材の事についてしっかり学び、卒業作品展では最優秀賞をとりました。
そして、修行先はその当時東京で一流の店と言われた「コンデトライ菓子の実」にて住み込みにてケーキ屋の仕事とはこういうものだと身につけさせていただきました。徒弟制度のきっちりしたところで毎朝5時から夜遅くまでケーキを作っていました。
「作っても作ってもケーキが売れ、こんなに売れるなんて本当にすごいな」と思い尾張旭に帰ったら自分もこんな店にするぞと誓いました。
技術の向上を目指しケーキ作りのコンテストに出場したり、休日は東京中のケーキ屋を食べ歩きをしたり、考える事はケーキの事ばかりです。まさにケーキ漬けの日々を過ごしました。
・アントルメコンテスト優勝!
しばらくして親方から「そろそろ修行を終え実家でケーキを作りなさい」と言われました。3年半の修行を終えエミリーに戻ってきたのは29歳の夏でした。
「さあこれからは東京で学んだケーキ作りで地域のみんなに喜んでもらおう」と思ったもののケーキが売れない日々が続きます。「東京ではあんなにケーキを作っていたのになんでなんだ」と出るのはため息ばかり。
たまにご来店を頂くのは近所のおばあちゃんが来て、その当時売っていた70円の和菓子を買って行くかタバコを買っていく馴染みのお客さんくらいです。
実家に戻りその年の秋に東京の製菓学校の同級生と結婚して家庭を持ったばかりです。同じ志をもち頑張ろうと誓っていたのに。気持ちは焦るばかりです。
このままではダメだ何かをしなければ思いついた考えが「じゃんけん大会」です。まずは「じゃんけん大会」という話題でお客様を集めようと思いました。土曜日と日曜日の午前と午後に時間を決め合計4回「私とじゃんけんをして勝ったらケーキをプレゼントします」とチラシを書き新聞に折り込みました。これでお客様が大勢来るだろうと思ったものの、ご来店頂いたのは4回とも一組の兄弟が来ただけという結果に「自分の作ったケーキはタダでもいらないのか」と自信をなくしました。嫁さんからはパートに行こうかと言われ、情けなくなるとともに、絶対エミリーを有名な店にするぞと誓います。
その時まずはシュークリームを「エミリーと言ったらコレ!」という目玉商品にしようと決断をして、試作を繰り返します。
シュー皮はサクサクのクッキー生地をのせて常に焼きたてにこだわり、中に入れるクリームは濃厚だけどあっさりとした味にしました。最初は一日5個程度からはじめ、そのうちに評判が広がり一日に50個・100個そして一日になんと!300個まで伸びてきてエミリーの人気商品に育ちました。その後は商品開発にも力を入れチーズケーキや似顔絵デコレーションなど新作を出し経営もなんとか軌道に乗ってきました。
・中日新聞の季節の話題でエミリーの「クリスマスケーキ作り」が載りました ・週末にはバースデーケーキの注文が50台を超える時もあります
2002年の夏休み最初に5人の子どもを集めて始めた小学生ケーキ教室は「楽しく・美味しく・失敗しない」をテーマに、自分で卵を割るところから始め、生地を仕込み生クリームを塗りフルーツを飾るまで自分たちの手で行います。現在までに1万人以上の子ども達がエミリーでケーキ作りを体験していきました。
・小学生ケーキ教室(エミリー ケーキキッズ)
当時小学生だった子どもが現在ではアルバイトで一緒に働いたり、立派に成長してエミリーにケーキを買いに来る姿を見るととても嬉しくなります。
自分の育った尾張旭でケーキ屋を行い、地域のみなさまに喜んでいただける事が何よりの喜びです。これからも美味しいケーキ作りに全力で頑張り日々進化をしていきたいともいます。
最後までお読みいただきあリがとうございます。
・厨房にてケーキ作りに全力投入の日々です!
店舗裏に駐車場14台完備 駐車が苦手な方でもでもラクラク駐車できます!